強みを活かした選択。言葉の力で価値を届ける。

2018年中途入社
マーケター（農学部出身）

渡邉美沙子

これまでの歩み

1年目

コンサルタントとして入社。入社数カ月で財務コンサルティングを初受注。
3年目

マーケティング事業部を0から立ち上げ、freee導入支援の行列が絶えない状態に。
7年目（現在）

freeeのマーケティング本部と関係を構築。ともに市場開拓に挑戦中！

信念を持って生きる人を、数字の力で支えたいと思った。

京都大学農学部出身。「社会に出て何ができるか」を模索し、夜行バスで全国の農業現場を巡った学生時代。農業ベンチャーから消滅寸前の小さな農村まで。米国カリフォルニアの大規模農家にも会いました。
現場で出会ったのは、農家だけでなく、漁師や大工、商店の夫婦など、誇りを持って地域を支える人たち。「信念を持って生きる経営者」に強く惹かれました。でも、私には家業はないし、起業するほどの原体験も強みもない。ただ、数字だけは強く、「数字の力で経営者を支える仕事をしよう」と決意しました。
新卒で会計ソフトの営業に就職し、全国でセミナーを開催。経営者に数字の重要性を伝える日々を経て、「もっと深く経営に関わりたい」と、ブラザシップに転職しました。
天職だと思えたコンサルティング。
その先に思わぬ挫折があった。

コンサルタントとして入社し、すぐに財務コンサルを受注。苦難の中でも未来を見据える社長に「この人の力になりたい」と支援。約1年で社長が自信を取り戻す姿を見て、「天職に出会えた」と感じました。
でも、数年経っても税務への苦手意識が消えません。税法も、期限に追われるのも苦手。天職に出会えたのに、「しんどい」と感じる日々。育休復帰し、夜泣きによる睡眠不足が引き金となり、「もう無理だ」と思いました。
こんなにも大好きな会社で、お客様にも恵まれているのに、私はここで活躍できないー。そう悟った時、心が折れた音がしました。
「強み」を見つめ直した日、私のキャリアが動き出した。

あの日、代表の加藤に泣きながら相談したことを今も覚えています。「悪かった。才能を見誤った。あなたの強みは言語化能力。マーケティングをやってみないか？」―その言葉が、転機になりました。
以前から「会社の凄さが伝わっていない」と感じて、産休前に会社案内を作り、産休中もＸ（旧Twitter）を更新していました。加藤は、そこに私の可能性を見てくれたのです。
「もう二度と迷惑をかけたくない。」その一心でマーケティングを学び、1年で50冊を読了。知れば知るほどおもしろい。マーケティングとは、自社の魅力を言語化し、必要な人に届けること。私の「言葉の力」が生きる場所でした。
コンサルタントを支える存在から、
事務所の未来を切り拓く存在へ。

当時、会社にはマーケティングの仕組みがなく、コンサルタントも営業が必要でした。
マーケの力で負荷を減らしたい。最初の挑戦はfreee導入支援でした。お客様取材で強みを言語化し、HPやSNSで発信。1年で行列ができ、「支援の品質は高い。伝えるだけで成果が上がる」と確信しました。
現在は採用マーケティングにも挑戦中です。社員インタビューや求人票の改善で応募が倍増。この採用サイトも私が全て執筆しました。さらに最近はfreeeのマーケティング本部と繋がり、ともに市場開拓を進めています。
気付けば子供2人を育てながら、夢中で働く日々。この道を選んでよかったと、心から思います。
子どもの頃に憧れた大人の姿に、少しずつ近づいている。

放課後はいつも図書室にいました。『プロジェクトX』や偉人の伝記を読み、友達よりも本やテレビの中の“カッコいい大人”に惹かれていた。でも就活では「あんな会社は無いのかも」と理想を見失いました。
それでも今、仲間に支えられ、夢中で働いている。パン屋、足場屋、街を走るトラックやバス。町でお客様の看板を見るたび、「ここにお客さんがいた！」と嬉しくなる。中小企業を支える仕事の尊さを、日々感じています。
そして今は亡き、小4の恩師の言葉を思い出します。「あなたは21世紀のリーダーになる人。もっと人と関わりなさい。」25年経った今、ようやく先生に胸を張れます。―私は最高の仲間と出会い、社会を良い方向に変えていける大人になれました、と。
理念を大切にする会社が報われる社会を、
マーケティングの力でつくりたい。

世の中は資本主義で、弱肉強食の世界。社員や取引先を大切にし、高い志で事業を伸ばそうとする会社ほど、時にグレーな会社に負けてしまう。それでも、私はブラザシップのような会社が増えてほしい。
freeeの社員やお客様と接して感じます。「本気で社会を良くしよう」とする人は、確かに存在する。マーケティングの力で、同じ志を持つ経営者と出会いたい。ブラザシップを、そんな経営者が自然と惹かれ、集まる会社にしたい。そして、今はひとりマーケターですが、仲間を集め、マーケティングを「サービス」として届けたい。
それが、これからの私の挑戦です。
メッセージ

私たちの想いに共感し、自分の可能性を信じて、最高の人生を切り拓きたい方へ。まずは気軽に話を聞きに来てください。ブラザシップに飛び込むには、少し勇気がいるかもしれません。でも大丈夫。私たちは、あなたが諦めない限り絶対に手を離しません。
あなたと“同志”として出会える日を、心から楽しみにしています。