freee brothership 『freee会計』5つ星認定アドバイザー税理士法人 ブラザシップクラウド会計導入支援サービス

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お客様導入事例

成長期

パシフィックパワー株式会社

[自治体新電力]

代表取締役社長

合津 美智子 様

代表取締役副社長 嶋野 崇文 様

2015年創業の自治体新電力のパイオニア。地域と共同出資で国内19か所に電力会社を設立。地域内で資金を循環させ、利益を再投資することで、災害時の自立電源確保や脱炭素化(再生可能エネルギー推進)に貢献している。近年では蓄電池・需給調整事業にも進出し、さらなる地域還元を目指す。

CHAPTER

freeeの導入には「専門的な支援」が不可欠だと感じました。

―当時の課題を教えてください。

合津様:ブラザシップさんにお問合せしたのは約1年前、創業9年目でした。

当時は弥生会計を使っていたんですが、経営の状況がリアルタイムで見られず、途中でどうなっているかわからないのが不便でしたね。さらに、事業が増えて、創業時に作成した勘定科目や部門が、実態とズレてしまい、そろそろ見直したいとも考えていました。
それに加え、インボイス制度や電子帳簿保存法対応で、ファイルをデジタルで保管管理できる機能が必要になり、クラウド会計への移行を決めました。

―クラウド会計の中でもfreeeを選んだのはなぜですか?

合津様:freeeを選んだ理由は「レポート機能が随時見られる」ことと、「感覚的にわかりやすい」ことの2点です。ただ、実際にfreeeを使い始めてみると、他の会計ソフトと比べて、「freeeは全然コンセプトが違う」ということに気付きました。このコンセプトを最大限に活かすには、経理担当者に「やりなさい」と伝えるだけではなく、専門的な支援が不可欠だと感じ、「freee コンサル」などで検索して、ブラザシップさんにたどり着きました。

―弊社以外にも検討されましたか?

合津様:そもそも「freee コンサル」で調べたら2社くらいしか出てこなかったんです(笑)最初にブラザシップさんにお問合せして、担当の松田さんが凄くちゃんとされているなと思ったのと、「見積りの金額も妥当だな」と思ったので、そのままブラザシップさんにご依頼しました。

CHAPTER

導入支援のミーティングが、毎回凄く楽しみでした。

―打ち合わせはどのように進みましたか?

合津様:部門や勘定科目の整理から始まったんですが、素人感覚だと、freeeの部門や勘定科目、タグなどがぐっちゃになるんですよね。勘定科目や部門をどういう定義で捉えるのか、曖昧なまま進めていたので。担当の松田さんからは、「こういう考え方で、整理していくのがいいですよ」とアドバイスいただいて、一緒に考えてくださって。

ブラザシップ松田:例えば、「この科目は収入ですね?」と伺うと、「いえ、これは原価のマイナスにしないと、ビジネス的には分析しづらいんです」とご回答いただくこともありました。合津様・嶋野様と私たちとで、合同で作り上げた感覚ですね。

合津様:事業の性質をしっかりヒアリングしていただきましたし、こちらの希望も柔軟に消化して、「だったらこうしたほうが良いですね」と提案してもらえる。本当にコンサルタントとして有能な方だなと思いました。月2回のミーティングが凄く楽しみでしたね。「次はここを聞こう!」って、質問がどんどん出てきて(笑)

CHAPTER

試算表を見て「なぜ?」と思ったときに、クリック1つで答えが出てくる。

―導入後の効果はいかがですか?

嶋野様:以前の弥生会計だと、試算表の数字の中身がわかりませんでした。freeeなら、数字をクリックするだけで、その内訳から請求書などの帳票まで確認できます。月次推移の試算表で、数字の凸凹があると、「何か入力が漏れていない?」とか「科目を間違えてるのかな?」とか、疑問に思いますが、そうやって「なぜ?」と思ったときに、クリック1つでその答えが出てくるというのは、凄く良いですね。

合津様:複式簿記の借方・貸方の用語も出てこないですし、すごく感覚的にもわかりやすい。「支払いが終わっているのかどうか」みたいなところもちゃんと見えますね。

嶋野様:今回グループ全社でfreeeを導入したので、全国各地の新電力会社の取締役も、freeeでレポートを見るようになりました。最近では、彼らが株主総会の資料を作る時、「この部分がうまく説明できないけど、なんでだ?」と考えて、「ここは、こういう風にしたほうが、説明しやすいので、科目の構成を見直してください」みたいな要望が出たりしますね。

松田:それはfreeeにした一番の効果ですね。取締役の皆さんがfreeeを活用し、数字の中身を真剣に見るようになった。大変かと思いますが、嬉しく思います。

嶋野様:給与計算にしても、以前はタイムレコーダーを押して、Excelで集計して、給与部門に渡して、計算結果を振り込んで、会計ソフトにも入力する。これを繰り返していたんですけれど、freeeなら人事労務freeeと連携することで、打刻結果が自動で集計され、会計と連動されるし、経費精算も証憑付きで連携される。こういう一貫したコンセプトで効率化されるので本当に助かりますね。

CHAPTER

「freeeを見るだけで経営判断ができる状態」が理想

―今後はどのような状態を目指していきたいですか?

合津様:今後は部門別の収支、特に「原価構造」をさらに詳しく把握することを目指しています。ここまでブラザシップさんと一緒に科目体系や部門を整理してきたので、これを実際の運用で細かく調整し、原価の中で、どのような費用がどれくらいの割合を占めているのかを明確にしていきたいです。

あとは、資金繰りですね。今はまだ入力が追い付いていないのですが、遅延なく入力すれば、資金繰りが見えてきますよね。例えば、電気事業は夏の資金繰りに注意が必要ですが、過去の試算表から「8月は普段の月より1.○倍くらいになるな」と予測ができれば、「じゃあ、これくらいのお金を用意しておくか」と考えられる。
以前はこのような検討のたび、「あの資料どこにあったっけ?」と、紙のファイルをゴソゴソと探していましたが、「freeeを見るだけで経営判断ができる状態」が理想ですね。そこを目指して、さらにブラッシュアップしていきたいです。

CHAPTER

ブラザシップさんは、士業「らしくない」感覚を持っている。

―最後に、ブラザシップの印象を聞かせてください。

合津様:ブラザシップさんは、従来の経理や簿記の概念に囚われず、合理的で新しい仕組みを追求する風土があると感じています。私たちも新しい事業に取り組んでいるので、お互いを理解し合える関係だなと思いますね。

嶋野様:ブラザシップさんは士業「らしくない」感覚を持たれているなと。他の士業だと「合っていないことの是正」はしてくれますが、「問題解決」はしてくれない。ブラザシップさんは経営コンサル部門も持たれていて、問題解決しようとする姿勢が信頼できます。DXを推進され、紙のやり取りが一切ない点も素晴らしいです。

合津様:もう一人の担当の荻野さんが、システム会社出身というのも安心しましたね。税理士さんだけでなく、ITやシステムに強い人を採用している、その価値を分かっているというのは、システム関連事業を手掛ける者として、心強いなと。

嶋野様:「経理担当者はシステムに強くなく、システム部門は経理の現場を知らない」ことが多い中で、ブラザシップさんのように経理とシステムを繋ぐ橋渡し役がいるのは大きな強みだと思います。

合津様:経営者って、やっぱり数字をちゃんと理解していないと、正しい判断ができないと思うんですよね。感覚だけでやっていたら、やっぱり痛い目に合う。
ブラザシップさんのように、freeeを使って、数字を見やすくしてくれる税理士さんがいると、経営も違ってくると思います。今後もブラザシップさんには頑張って欲しいですね!

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